Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

加藤 僚真

マレーシア

一生懸命頑張ること!

加藤 僚真さん

工学部電気電子工学科
留学期間:2018年 7月 ~ 2019年 1月
留学先:マラヤ大学

留学先大学について

 マラヤ大学はマレーシアの首都、クアラルンプールに位置しており、マレーシアのトップの大学です。大学の敷地はとても広く、大学の無料のバスと、バス会社の有料のバスを使って、移動することができます。        

 多民族国家ということもあり、大学内には、イスラム系、中国系、インド系の人たちがおり、全ての学生が英語を話すことができます。

学習面について

 私の場合、研究留学であったため、マラヤ大学のChan先生の研究室で研究をしていました。授業は一切取っておらず、研究に専念していました。研究は、1週間に1度、ミーティングを行うという形で進めていきました。  

 初め、学習するものがすべて英語ということで、時間がかかっていましたが、丁寧に勉強し続けたこともあって、留学の終わりには早く学習できるようになりました。

生活について

 マレーシアの気候は1年中夏なので、夏服しか必要がなく、物価も安いことからお金があまりかかりません。マレーシア全土にある食堂「Mamak」(呼び名)はマレーシア人にとっての台所であり、安価にマレー料理を楽しむことができます。150円~250円くらいあれば、ご飯と飲み物を注文できるので、とても安いです。ただ、ショッピングモールに

あるお店は日本の値段とあまり変わらず、600円~900円くらいかかってしまいます。

留学で得たこと

 ほとんどの場所で、英語が通じますが、Mamakなどのローカル向けのお店では、マレー語しか通じない場合があります。ただ、笑顔で接していると、思いのほか、相手の言いたいことが理解できて、仲良くなれたりします。やはり、笑顔でいることは、海外でも大切だと思いました。また、英語が上手に話せなくても、積極的に質問することで自然と周りのみんなが助けてくれます。そこで、仲良くなった友達もいたので、内気にならず、積極的に話すことも大切だと感じました。

後輩へのアドバイス、信州大学へのメッセージ等

 マレーシアは優しい方が多く、過ごしやすい国です。大変なことはたくさんあると思いますが、そんな時は、友達に頼って、相談しながら乗りきって欲しいです。めげずに、努力していたら、きっと上手くいくと思います。頑張って!

 最後になりますが、この留学を支援していただいた指導教員の先生、事務担当の方々、そして知の森基金を支援していただいている皆様に感謝いたします。